遊想に暦日無し

書くことは、欠くに等しく、満たされないものです

です・ます

『です・ます』調の文章が好きです。

 

新聞、学生時代のレポートや会社の会議での議事録… そういった公的な文章は味がないものです。個性が出にくいとでも申したらいいでしょうか

 

レトリックというよりも感覚において、語りかけるような文章を好むのです。書くという行為を、私は個人的解釈のひとつとして、見えない誰かに語りかけるものだと考えています。であれば、もちろん内容が全てなのですが、個性は十分に発揮されるべきではないでしょうか。そのひとつの手段こそ、これなのです。

 

私はコーヒーを飲んだが、そして

私はコーヒーを飲んだんですよね、そんで

私はコーヒーを飲みましたけどね、そいで

 

どうしても口語的にすると冗長になりますし、挿入句も増えるわけですが、それでも『です・ます』にはこだわりたいですね。