遊想に暦日無し

書くことは、欠くに等しく、満たされないものです

心の強さイコール弾力性

挫折のない人なんていない…はず。

 

挫折して己の限界を知る、それを通して人の痛みがわかり、人に優しくすることができる、これが大事なことだと思います。月並みな表現ですけどね。

 

心の強さとは、思うに弾力だと思います。頑なになることでは無く、他者に柔和で寛容でありつつも自分の信念を持つこと。これは、柔軟性と耐久性、まとめれば弾力性が問われるような気がします。

 

常々思うのです。強くあろうとするあまり頑固になり、心は磨耗し金属疲労を起こしてある日ポキッと折れてしまう、それはとても辛いことなんじゃないかなあと。柔軟性不足です。逆にスポンジの如く吸収しすぎるあまり流されやすくなっても、これはこれで難があって、肝心な時に自分の意見を言えずもどかしさに苦しむようにも思います。耐久性が足りません。中庸とは難しいものです。私の場合、明らかに耐久性不足です。

 

心の強さイコール弾力性と言いましたが、言い換えれば心の強さこそが他人に対する本当の優しさなのでしょう。他人のために、ただ甘い言葉を言うのでは無く、愛を持って時に厳しく接することは、心の弾力性が無ければ出来ない行為だと思うのです。

 

自戒も込めて、自分は強くありたいと願う次第です。